希島あいり

私には、夫に口がさけても言えない秘密があります。私は事務兼秘書として働くこの会社で半年前に社内結婚しました。あれはまだ夫と交際する二年前の事。田舎の両親を少しでも楽にしてあげたかった。そういえば聞こえがいいかもしれません。……私は欲に負け、社長と過ちを犯してしまいました。夫と付き合う事になり関係解消を申し入れましたが、ふたりの関係をバラすと脅され、今も社長との関係は切れずにいます。初回無料体験ポイントプレゼント中！

数年前、母を亡くした純也は父親と二人三脚で暮らしていた。父が再婚相手の真由を連れてきたのは、純也が受験を控えた夏の終わりの事。純也にとって、母と呼ぶには若すぎる真由との生活は戸惑いと誘惑の連続だった。思春期を迎えたばかりの少年が突然現れたうら若き義母を女として意識するのは必然で…。

夫が暗い表情をして帰ってきた。仕事でとんでもないミスをしてしまったと。ここまで落ち込んだ夫を見るのは初めてで…そんな中、耳を疑う言葉が夫の口から発せられた。「夫婦交換をしてくれないか」と。夫の犯したミスを帳消しにしてくれるという相手からの提案を私達夫婦は飲むしかなかった。

会社の方針で結城というインターン生を受け入れることになったが陰キャで仕事ができないコイツに教育担当の俺はイライラしていた。しかも、妻のあいりにちょっかいを出しやがる。そんな中、あいりの様子が日々変わっていくことに気付く。悪い予感だが、妻は結城と不倫しているかもしれない…。そして今日、監視カメラを仕込んだ上で結城を家に呼び出し、用事ができたと言い家を後にすることにした…。